M・Tさん 薬剤師
先輩インタビュー
M・Tさん 薬剤師/2014年入社/福岡大学卒業
失敗を怖がらず、どんどんチャレンジして欲しい
── 先生の経歴を教えて下さい。
Hさん 卒業後は病院で7年勤務しました。就活時、薬局って単調なイメージで、毎日同じような処方を調剤するのか…って何だか嫌だった 笑。でも実際入社してみたら、病院より薬の種類は全然多いし、自分の知識不足/力不足を痛感。患者さんのためとイチから勉強しなおしました。
管理薬剤師を意識したのは先輩を近くで見て「自分もこうなりたい」って思ったのがきっかけ。学生時代も部長とか生徒会とか縁がなかったけど、その時初めて「リーダーとは」を考えたかなぁ。デビューは10人規模店舗。上になって初めて「チームのために何ができるか」を考えるようになった。トップが自分のことしか考えてないと、店舗の雰囲気も良くないし、それはやっぱり患者さんに伝わっちゃう。その点でも『皆が働きやすい職場にするため、どう動けばいいか』を考えてた気がします。そこから自然と「エリアのために何ができるか」も意識し始めて。
今は30人規模店の管理だけど、大事にしてることはずーっと変わらない。見える視野が広くなって、支える輪が広がってるだけ。僕たちは【人対人】の仕事。個人としても組織としても、人の繋がりを大事にできる人間/組織でありたいです。
── チームをまとめる上で大事にしていることは?
Hさん まず「自分の発言が相手にどう伝わるか」。言葉の選び方や受け取り手の気持ちを意識しています。「何だかズレてるな」と感じたら、その都度ちゃんと話して修正する。「こう動いたらどう思うかな?店舗のためになるかな?患者さんのためになるかな?」をいつも考えてるし、皆にも考えて欲しいってよく伝えています。何かを変えるためには、自分が一番動かないといけない。僕自身が率先して「こんな店舗にしていきたい」って日々発信・行動することを大事にしています。
あと1人1人とよく話すこと。管理薬剤師って怖い印象もあるかもだけど、僕はそれはいいトップの形だと思わない。いつも皆が話しかけやすい、自分の意見を言いやすい存在でありたいなって思います。
この店舗の管理を5年したので、このチームにまた新しい風を入れていきたい。そして僕自身も新しいことに挑戦したい。もう45歳だから 笑。企業の中枢で働くとしたらあと10年あるかどうか。今は採用に力を入れてて、若手も頑張って成長してくれる子たちが多いし、これからは6年制卒の世代が会社を担っていく時代。重要なポストは徐々に若い子たちがチャレンジすべきだなって思ってます。
── 新人に大事にして欲しいことは?
Hさん 失敗を恐れずにチャレンジして欲しい。間違いを恐れて「挑戦しない道」を選択するより「挑戦して失敗する道」を選んで欲しい。『責任は僕がとってあげるからやってごらん』って新人の子にはよく話しています。
大事なのは「失敗した」で終わらず「次、どうやったら成功するだろう」って改善案をしっかり考えること。成長ってその繰り返し。僕だって今でも失敗するし、間違えるし、分からないことも全然ある 笑。『分からないから逃げない』ことが大事だと思います。新人の1年間は「分からない」を減らしていく1年だし、できないことをできるようにしていく1年。「失敗していいから、どんどんチャレンジしな」って皆には言ってます。
若手には誰かに指示を仰ぐのではなく、自分で考えて「こうしようと思う」って、自分なりの判断軸を作れるようになって欲しい。『薬剤師免許証』は資格証明と同時に「自分の行動に責任を持つ」ということ。判断ってもちろん経験が必要だけど、時間をかけていろんな症例に触れて、自分の頭で考え判断する『責任』を自覚できるようになって欲しい。不安な部分はいつでも僕たちが相談に乗るし、フォローするから安心して大丈夫。
── 新人さんを見ててどうですか?
Hさん 入社してすぐ4月の1クールめで教えてた子が、2年目で本配属されたときには別人になってて、本当にいつもびっくりする 笑。話し方や目線、投薬や監査の姿を見てても自信を感じるし、考える判断軸も2年目なりに芽生え始めてきてて「あぁ。この子は1年かけて自分にできることを一生懸命頑張ってきたんだなぁ」って彼女たちの努力が本当によく伝わってきます。
1年目って、学生から社会人へ『自分のスイッチを切り替える時期』でもあるから、きっと苦手なことにも向き合わないといけないし、しんどい瞬間もたくさんあると思う。だけど「一緒に悩んで、一緒に考えよう。絶対に乗り越えられるから、ここであきらめずに頑張ろう」って手を差し伸べてくれる先輩がたくさんいることが、この会社のいいところだなって僕は思います。
── これからやって行きたいことは?
Hさん んー「会社の成長」かなぁ。スタッフ1人ひとりが、患者さんとしっかり向き合えるのは、やっぱり会社が安定して成長できていることが大前提。今からは、そういう会社作りの部分にもっと目を向けて、携わっていきたいなぁって思ってます。今、自分がいる場所からもうひと段階、さらに輪を広げる感じかな。
入社した頃から、環境や立場は少しずつ変わっているけど、僕がやってることは最初からずーっと変わってない。今自分がいる場所から『自分以外』の人のために、いろんなことを考えている感覚。そうやって皆がお互いに『相手のことを少しずつ』考えられたら、きっといい会社は続いていくと思う。それはきっと僕だけが考えてもダメだし、皆で考えないといけないことで。下の世代を巻き込んでいくのが僕たち世代の仕事だって思ってる。
どんな会社になったらいいか?うーんそうだなぁ、皆が毎日楽しく過ごせてたらいいなって思う。そこに向けて、常に今自分ができることを考えて、やれることを1つずつ頑張って行こうって思ってます。
募集要項
タケシタ調剤薬局では現在、以下の職種について応募を行っています。医療事務は、未経験者のご応募も受け付けています。もちろん、スキルの高い経験者からのご応募も大歓迎です。詳細な募集要項は以下をご覧ください。また、タケシタ調剤薬局へのご応募を考えている方は、希望する職種の募集要項ページにある応募フォームからご応募ください。